今月誕生日を迎える、ADHD女子のるるんです。
3年付き合っている彼が誕生日を迎えた途端次の歳の話をしてくるせいで、誕生日前から何故か自分の年齢を1歳上に換算してます。そろそろヤメて…!
いよいよアラサーらしい年齢になってきて、お肌や体力にもちょっと変化が現れてきたこの頃。
最近始めたTwitterを見ていたら、はあちゅうさんのこんなつぶやきが。
事実婚になった理由、肉体関係が浮気にならないなら、浮気の定義は?愛って何?…みたいなことまで、結構踏み込んで答えました!
誰かの人生のヒントになったら嬉しい。
結婚指輪も家族ごっこもいらない、収入も知らない。はあちゅうが事実婚を選んだ理由 https://t.co/XkMWswQyVT @BIJapan
— はあちゅう (@ha_chu) November 18, 2018
私も結婚は”日常”だと思っていて、はあちゅうさんの考え方に共感する部分が多かったです。
本当はコメントしたい…!けど、Twitter初心者の私がフォロワー20万人越えの大物インフルエンサーのはあちゅうさんにそんなことできるはずもなく。
結婚観からはちょっと離れますが、最近恋愛系の記事を書いていなかったので、今までの恋愛遍歴でも振り返ってみようかな、と。ホント、触発されやすいタイプです(笑)
大学3年の時に『ADHD』と診断された私ですが、診断される前も後も変わらず人並みに恋愛してきました。しかし、人並みに恋愛=いい恋愛、ではありません…(ダメ恋多め)
今回は、世間一般で言われている『ADHD女性の恋愛傾向』に触れてから、『私の恋愛傾向・恋愛遍歴』をまとめたいと思います。
誰の役に立つのかわからないけれど、そう言う記事もあっていいよね?
ADHD女性の恋愛傾向

一般的なADHD女性の恋愛傾向
ADHD女性は『飽きっぽい』『依存しやすい』?
もともと人間関係を築くのが苦手なADHD。恋愛関係では以下の特徴が目立ちます。
- 自己肯定感が低いので我慢しすぎる
- 依存体質が強いので相手に依存する
- 大切な約束や記念日を忘れ、相手をがっかりさせる
- 飽きっぽく長続きしない
- 問題のある人と付き合う
ADHDの恋愛傾向や対策についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
私の恋愛傾向
恋愛傾向の前に、私の性格をまとめておきます。
小学生までは大人しめだった私ですが、中学で部活のちょっとヤンキーっぽい先輩に感化され中学デビュー。性格にも大きな変化があったので、中学くらいからの性格をベースに書きます。
【私の性格】
- おしゃべりでリアクションが大きい
- グループでは「天然キャラ」「いじられキャラ」
- 目立ちたがり
1つ目と2つ目なんて、モロADHDの特徴なんですが、そのおかげでコミュニティの中でうまくやれていた部分もあります(”いじられキャラ”は辛いこともあった)。
あとは校則より自分のやりたいこと優先(衝動性?)で、中学生からメイクしだしたりちょっと悪目立ちしていたところも。小学生まではおとなしかったのに、中学デビューしてギャル路線を突き進んでました…。
生い立ちや当時の環境はプロフィールに詳しく書いてます。
今まで結構病んでる人生を送ってきましたが、一方でやりたい放題な部分もありました…。
私の恋愛傾向
- 惚れっぽい&肉食系→すぐ自分の気持ちを伝える
- 付き合ってからは一途・期間が長い(依存しやすい部分も)
- デートにこだわらない
- ダメ男と付き合いがち
- 束縛されがち
だいたいこんな感じでしょうか。
「飽きっぽく長続きしない」以外は、一般的に言われているADHD女子の特徴と重なる部分が多いです。
肉食ADHD女子の恋愛遍歴

私の恋愛遍歴を「幼少期〜中学生」「高校生」「大学生」「社会人」と、環境が変わる4つの時期別にご紹介。それぞれの恋愛で目立っていた傾向や、その恋愛から学んだこともまとめます。
〜中学時代
- とにかく惚れっぽい
- 恋愛が成就せずフラれること多め

中学までは失恋多め
今でこそ落ち着きましたが、昔はとにかく惚れっぽかった私。
初めて人を好きになったのは幼稚園の頃で、小学4年生の頃にその子にラブレターを書いたのを覚えています。お母さんに相談して、一緒に考えてもらったような…(恥ずかしいッ)。カッコよくて運動もできた彼はクラスの人気者。周りからモテモテでした。
悲しいことに、ラブレターの返事はもらえなかったのですが…。
でも、もともと惚れっぽかったのでいつも何人か気になる人がいるような状態だったんです(笑)
小学生の頃はちょっと内気だった私ですが、中学生の頃は、クラスの目立つグループ(ちょっとやんちゃな感じ)の子を好きになることが多く、ガンガンアタックしてました。でも当時はなかなかその恋が成就することはなく…告白してはフラれ、を何回か経験しました。
でも、フラれてから次の人に告白するまでが短かったので、相手からは「軽い奴」と思われていたかも…その時は本当に好きだったんでしょうけどね!昔はADHDの恋愛傾向にある通り、「飽きっぽかった」のかもしれません。もしくは切り替え上手?(笑)
そして中学3年の時に初めて好きな人と両想いになることができたのですが、なんと3ヶ月でフラれるというスピード破局。
何故か大人になってから元彼から「当時は周りに流されて別れてしまった」と聞きました。
当時、理由もわからずフラれた私の悩んだ数年間を返してー!
高校時代
- 初めてちゃんと付き合った
- 恋愛が生活の中心に

好きな人と付き合えて『恋は盲目』状態
中学であまり恋愛がうまくいかなかった私。高校では、入試の時に一目惚れした人と両想いになる、というミラクルが起こりました。
相手は私の前に一年ほど付き合った人がいたみたいで恋愛慣れしていたのですが、私はほぼ初めての恋愛ビギナー。もう、嬉しすぎて毎日そのことで頭がいっぱいでした。まさに『恋は盲目』状態。寝ても冷めても相手のことばかり考えていて、大切な部活の練習も集中できないような状態に。
それなのに「相手を大切にする」ことの意味がよくわかっていなかった私は、とりあえず好きという気持ちは常に伝えていたけれど自分中心に考えることが多かったんです。
相手を振り回すことが多く、落ち込んでいる内容のメールを送っておきながら、心配して会いに来てくれたのに会わない(何か会えない理由があった気もする)、なんてことも…今思うと本当に最低です。
あとは運動部に所属していた彼が怪我した際に、口では心配しながら全然それをふまえた行動ができていなかったこととか。もう今でも本当に申し訳ないと思ってます。土下座したい。
相手の気持ちを考えたり気づくことが苦手なところはADHDの特徴かな、とも思います。(ただの自分勝手?)
そんな訳で1年くらい付き合ってフラれました。当たり前だけど。もちろん私は未練タラタラ…。
相手を大切にすることは気持ちを伝えることじゃなく、思いやること
大学時代
- モラハラ・DV男と付き合い精神崩壊
- その後もダメ恋が続く
- 多分人生で一番モテた大学時代

暗黒時代の始まり
高校の失恋で「相手を本当に大切にするとはどういうことか?」を学んだ私。フラれたあともその人のことが忘れられず、その後2回ほど告白しましたが結果はNO。しかもその後元彼は私の中学時代からの友達と付き合い始め、さらにショックを受けました。
そんな傷も癒えてきた頃、当時流行っていた「GREE」で新しい出会いが…。
その人は違う県に住んでいて、高校生の私は会いに行く方法すらわからなかったけれど、受験でその人が住んでいる県へ行くことに。会いたくてしょうがなかった私は受験の合間に合うという信じられない行動に出ました。そして、その人と付き合い始めたことがきっかけで私の人生は大きく傾き始めたんです。
モラハラ・DV男との3年半
その人と最初に会った時、うまく説明できませんが直感的に”何か”を感じました。マイナスな何かを。でも久しぶりの出会いに完全に盲目モードになっていた私はそのまま勢いで付き合ってしまったのです。
私が受験に合格し他県で一人暮らしを始めると、ある日突然その人が家に来ました。そしてそのまま同棲することになってしまったのです。慣れない一人暮らし・大学生活で大変だった私ですが、家に帰るとその人にご飯を作ったりしなければいけなくなりました。当時はそれでも好きと思っていたのですが、段々と私の考えを否定する発言が増え、恐怖を覚えるように…。
それまでの人生で、明るく振る舞いながらもなんとなく「生きづらさ」を抱えていた私は、その人の言葉の暴力によって簡単に壊れてしまいました。私は鬱になり、大学にも行かなくなって留年しました。
そしてもともと低かった自己肯定感がなくなり、相手に依存するようになったんです。さらに状況は悪化、共依存のような状態に。DVは最初の1年でおさまりましたが、トラウマから別れたい気持ちが強かった私。しかし、別れ話になるたびひどい修羅場に発展し、3年半もズルズルと付き合いました。
依存関係じゃなく、本当に好きな人と付き合いたかった
DV男との付き合いで精神的に疲れ切っていた私。「もっといい人は他にいる」「本当に好きな人と付き合いたい」と半分逃げ出したい気持ちでそう考えるようになっていたのです。
その頃、あるきっかけで同じ大学の人と一緒の時間を過ごすことが多くなりました。私は、話しているだけで楽しいその人のことを簡単に好きになりました。そして、ダメだとわかっていながら、別れる前に何度も一緒に遊んだりしました。(相手は別れられないことを知っていた)
ある時そのことがDV男にバレて、電話で相手を脅すような修羅場になりました。最終的にDV男とは別れることができましたが、好きな人にも迷惑をかけるような展開になったのは自分の責任で、別れる前に他の人を好きになってしまったのはクズだと思いました。
そんな修羅場を経験し、晴れてきちんと交際をスタートさせたわけですが…
その人はとにかくこだわりが強い人で、大学の課題のクオリティを上げるためならなりふりかまわず、という厄介なタイプだったんです。周りもそれを知っていたので「付き合って大丈夫なの?」と散々言われましたが、その時はそんなところも「なんて向上心が高い素敵な人なんだろう」とプラスに考えていました。思い込みが強いところが裏目に出てる…。
しかし、次第に自分の課題が進んでないのにその人の課題を手伝ったり、お互い課題をやらなければいけないのに遊んでしまったり、よくわからない状態に。とてもお互いのためにいい付き合い方とは言えませんでした。
また、DV男によって自己肯定感が低くなってしまった私は、嫌われることが怖くて誰にでもいい顔をするようになっていたのですが(友達には「そんなことない」と言われてたけど)、そんな私を見て、その人は「るるんって八方美人だよね」と言ってきたのです。そして、他の男の子たちにも明るく接するので束縛されるようになりました。
ある時、好きな気持ちより”我慢”が多くなっっていると気づいた私は、自分から別れを切り出しました。
【この恋愛から学んだこと】
DV男と付き合うと人生が崩壊する
恋愛に我慢は必要だけど、好きな気持ちより”我慢”が勝つのはいい恋愛と言えない
社会人〜現在
- 今のパートナーと出会う
- お互いを尊重する付き合い方ができるようになる

自分から振ったくせに、当時はまだ好きな気持ちが大きかったので未練ありまくりで忘れられず…。「早く吹っ切りたい」と思った私は、謎の行動力で”街コン”に参加することにしました(しかも一人で)。
すると、今までに経験したことのないモテ具合で色々な人からご飯に誘われました。何人かご飯に連れて行ってもらい、なんと4人に告白されたんです。
でも、会った当日に告白されて「この人私のどこが好きなんだろう?」と思ったり、別の人でお断りした後「よかったら友達紹介してくれませんか?」なんて失礼なこと言ってくる人がいたり。今まで知らない世界を経験しました(笑)
色々あった街コンですが、その中に今のパートナーがいました。
今の彼は私にとって今まで付き合った誰とも違っていました。普段は面白い人なんですが、付き合い自体がとても穏やかで安心感があるんです。
- 変な束縛などなく、お互いを信じてお互いのやりたいことや意見を尊重する
- 自然体で一緒にいられる。お互い、相手の振る舞い方を嫌だと感じることが少ないので喧嘩が少ない
- くだらないことも真面目な話もたくさん話せる
特に上の2つは今までの私の恋愛にはありませんでした。
大学3年の途中から付き合い始め、今は3年を超えました。ドロドロなDV男との3年半はあったものの、こんなに穏やかな恋愛ができているのは私史上初です!
ただ、「超明るい前向きない彼×精神が安定しない私」なので、最初は気持ちを全くわかってもらえなくて辛いこともありました。しんどくて泣いていても、「なんでそんなに落ち込むの?」とデリカシーのないことを言われたり…。(というか、ストレス耐性が低い人の感覚がわからないんだと思います)
ただ、慣れてくるとそんなところもなんだか面白くなってきて、落ち込んでいると笑いに変えてくれるところに救われることが多くなりました。それまではどんどん一人で落ち込んでいくことが多かったけれど、彼のお陰で沈む幅が少なくなっていって。落ち込んでも早く回復できるようになったんです。
また、ADHDや二次障害のことをそれほど重たく受け止めないところも助かっています。
彼には付き合う前にADHDや二次障害のことを話しました。
【この恋愛から学んだこと】
いい恋愛は心が安定する。束縛も駆け引きもない
ADHDでも二次障害があってもそれを丸ごと受け止めてくれる人はいる
まとめ:ADHD女子るるんの恋愛遍歴振り返り

痛い思いをたくさんしたけれど、今は幸せ
こんなに長編になるはずじゃなかったんですが、かなり赤裸々に書いてしまいました!
大学時代の友達なんかが読んだら、身バレしちゃいそうなくらい(笑)
恋愛で辛い思いもたくさんしたけれど、それがADHDの特性のせいなのか私の性格なのかはわかりません。
相手が悪い部分もあったけど、私だってひどいことを言ったりしたことはある。
ダメ男・ダメ恋、なんて書いてるけど、そういう恋にしてしまう原因は私にもあったと思います。
でも、そんな経験があったからこそ、今は人の気持ちを考えた言動をするよう気をつけるようになりました。恋愛がきっかけで自分の悪いところに気づくことは多かった。
今の彼とはこの先もずっと一緒にいたいと思ってます。結婚を前提に同棲しているけれど、本当に結婚するかも、いつになるかもわからない。だけど、今、彼と一緒にいられる自分は幸せだと思うし、自分のことを好きになれるきっかけをくれた彼に感謝しています。