ADHDが疲れやすいのは聴覚過敏のせいかも?おすすめはヘッドホン

こんにちは。るるん(@lulun_ADHD)です!
最近の私は、低気圧にやられて毎日モヤっとしただるさと闘っています。

ため息

そもそも、「発達障害は疲れやすい」と言われていますよね。
当事者の方なら『疲れやすい自分』に悩まされている方も多いのではないでしょうか?

るるん
そんなに動いてないはずなのに、なんか疲れた、、

こんな風に周りに打ち明けると、「体力がないからじゃない?」「運動したらどう?」と言われることもあります。

でも、ADHDを含む発達障害のを抱える人は安易に『体力がないから』と片付けてしまうのはマズイんです。

それは、「”疲れやすさ”の問題は体力面以外のところにある」から。

今回は発達障害の疲れやすさの原因とその対策をご紹介します。

るるん
対策を知れば、毎日のストレスがマシになるかも!

ADHDの”疲れやすさ”の正体とは?

ADHDは日本語で『注意欠陥多動性障害』と呼ばれています。
(不注意優勢型は”ADD”)

ADHD=注意散漫な特性を持っている

と直結させてしまうかも知れませんが、ADHDが注意散漫になる原因は「脳の疲れ」にあるんです。

「脳の疲れ」と言われても、いまいちピンときませんよね。

詳しく説明すると、「ADHD脳は情報の取捨選択が苦手で様々な情報を取り込んでしまう→脳が疲れ、不注意を引き起こす」と表現することができます。

つまり、ADHDが注意散漫なのは、その特性自体を持っているというより「脳が疲れた結果、不注意などの症状が表に出る」という”結果”なんです!

POINTADHDの”不注意”が目立つのは、「脳の疲れ」が原因

『感覚過敏』のADHD

なぜ脳が疲れるのか?

その原因は『感覚過敏』という発達障害が抱えやすい症状にあります。

感覚過敏…人間の五感である視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚が敏感であること

視覚や聴覚からの情報に敏感な私たちは、毎日普通に生活しているだけでも疲れてしまいます。

  • 運転中の光が眩しくて辛い
  • 友達とカフェで話しているのに周りの音がうるさくて集中できない
  • チクチクした肌触りの服に我慢できない

日頃から、こんなことに悩まされているのではないでしょうか?

『感覚過敏』の症状によって色々な刺激を受け、脳が疲れる→体が疲れるという流れが出来上がるのです。

特に辛いのが『聴覚過敏』の症状

中でも、私が特に辛いと感じているのが『聴覚過敏』

聴覚過敏(ちょうかくかびん、英: hyperacusis)は、大抵の人が十分我慢できる音を、苦痛を伴う異常な音として経験することである。 耳の病理と関係する生理学的な要素だけでなく、心理学的な要素も含まれている。 聴覚過敏症、音過敏(おとかびん)ともよばれる。 普通の環境音に対する耐性が失われることもある。
引用元:Wikipedia

るるん
出かけると、外の音がうるさすぎて帰る頃にはヘトヘト、、

まさにこんな感じです。

聴覚過敏

また、先日ツイッターで『聴覚過敏』というタイトルの4コマを投稿したところ、かなり反響がありました。

私は単純に『感覚過敏』のひとつである「聴覚過敏」だと考えていたのですが、このツイートを見てくださった方から「『聴覚情報処理障害』の可能性もあるかもしれませんね」とコメントを頂きました。

聴覚情報処理障害(ちょうかくじょうほうしょりしょうがい、英: Auditory Processing disorderAPD)とは、聴力は充分にあって可聴音は聞こえているものの、脳に機能障害が存在するために、特定の条件での聞こえにくさを呈したり、聞こえた音の解釈に問題が生じる状態。
引用元:Wikipedia

『聴覚過敏』『聴覚情報処理障害』が抱える問題

  • 聴覚過敏…一般的に我慢できるとされるレベルの音を苦痛に感じる
  • 聴覚情報処理障害…十分な聴力があるものの、特定の条件で聞こえにくさを感じる

『聴覚過敏』と『聴覚情報処理障害』の違いはこのように分類することができます。

聴覚過敏が「音に敏感すぎる」のに対し、聴覚情報処理障害は「音を聞き分けることが困難」という症状があるので、私の場合は両方当てはまるかもしれません。

カクテルパーティー効果が機能しない

「カクテルパーティー効果」という言葉をご存知でしょうか?

「カクテルパーティー効果」…たくさんの人が会話している中でも、自分にとって必要な情報(興味のある内容、自分の名前など)は聞き取ることができる機能

これは、主に人と会話する上で発揮される、人が本来持っている機能なんですが、聴覚に問題を抱える私たちはこれが上手く作動しません。

逆に言うと、『聴覚情報処理障害』を持たない人はこのカクテルパーティー効果によってある程度周囲が騒がしくても会話を続けることができるということです。(信じられない…)

『聴覚過敏』『聴覚情報処理障害』を抱える私が日常的に困っていること

【聴覚過敏で困ること】

  • ドアを閉める音や物が落ちる音などに異常に反応してしまう(やたらリアクションが大きい)
  • 色々な音が混ざるショッピングモールやスーパーなどが苦手
  • 少しの時間出かけただけなのに、想像以上に疲れる

https://twitter.com/lulun_ADHD/status/1084811525733269504
【聴覚情報処理障害で困ること】

  • 周囲の雑音がと会話がごっちゃになって相手の話していることが聞き取れない
  • 雑音に気を取られて、自分が話している内容が途中でわからなくなる(途中で止まる)

特に、「話している途中に自分が話していた内容がわからなくなる」はよくある現象で、相手から”話を聞いていない”という印象を持たれないか不安です。

聴覚過敏におすすめなイヤーマフ・ヘッドフォン

ヘッドホン

日常的にかなりストレスを感じる聴覚の問題ですが、苦手な音をシャットダウンできれば精神的負担はマシになります。

ここでは、Twitterで聴覚に問題を抱えるフォロワーさんが紹介してくださったイヤホンやヘッドホン、さらに私が実際に試してみて良いと感じたものをご紹介します。

カテゴリー別オススメアイテム

イヤーマフ

https://twitter.com/lulun_ADHD/status/1083198023675432960

Fnova 最新版 防音イヤーマフ
¥1,680

Amazonで購入したこちらのイヤーマフ。
工事現場などでも使われる遮音性の高さと¥1,680で購入できる(2019年1月時点)コスパが魅力なんですが、なんせでかい!!!
単体の写真だとあまりわかりませんが、届いたものを見ると本気でびっくりします。

なんと片方だけで7.5㎝も厚みがあるのです、、

自宅で利用する分にはいいかもしれませんが、外に付けていくには向いていません。(見た目を気にしないならOK)

また、締め付けが強いのと”軽量”と書かれていても長時間つけるには結構重いのも難点。

ヘッドホン

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3
¥35,496
(ツイート 1枚目)

私が電気屋さんで試したSONYのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン。

業界最強クラスと言われるノイズキャンセリング機能は、うるさい電気屋さんでも驚くほど静になり感動しました!!

ハイレゾ対応なので音楽好きな方にもオススメ。

Bose QuietComfort 35 wireless headphones II ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン
¥34,203

https://twitter.com/puriko_adhd/status/1084425323217731584

ぷり子さん(@puriko_adhd)が教えてくださったBoseのノイズキャンセリングヘッドホン。

こちらは私も試してみたのですが、圧迫感なく、かなり周囲の音を遮断してくれるので感動しました…!(ツイートの2枚目)

コストコではたまに安く売られているので要チェックです!!

イヤホン

WI-1000X
¥34,800

リマさん()が教えてくださった、SONYのノイズキャンセリングイヤホン。

お値段¥34,800+税 とかなりお高いですが、充電式でBluetoothタイプ(コード無し)なのでかなり使いやすそうです。

また、ノイズキャンセリングや外音取り込みレベルまで調整できるという、ハイスペックモデル。

この値段を見て怖気付いてしまった私に、こんなアドバイスも。

https://twitter.com/rima_adhd/status/1084428723154149376

高くても良いものを手に入れた方が、結果的に自分のパフォーマンスを整えることや精神的ストレスの軽減に繋がりそうですね。

Malieさん(@Malie96413977)が教えてくださったのは、ノイズキャンセリング専用のイヤホン型耳栓。デジタル耳栓
キングジム デジタル耳せん MM1000 ホワイト
¥4,127

デジタル耳栓
キングジム デジタル耳せん 黒 MM2000
¥7,979

耳栓
dBud スライド操作で環境音を調節し、音をクリアにするイヤープラグ/耳栓
¥8,980

私はまだ買えていません…

ちなみに、これだけ良い情報が集まったものの、金欠すぎて私はまだ買えていない状態です…。

今のところ、実際に試せたSONYとBoseのヘッドホン、リマさんがオススメしてくださったSONYのイヤホンが気になっています!

聴覚情報処理障害の問題はどうすればいい?

聴覚過敏の問題(周囲の音に疲れる)はヘッドホンなど遮音性の高いアイテムでどうにかなりそう。

でも、聴覚情報処理障害の問題はどうすれば良いの?と思いますよね。

これについては私もまだ解決策が見つかっておらず、思いつくのは

  • 人と会うときはなるべく静かで会話に集中できる場所を選ぶ
  • 「話を聞いていない」と思われるのが不安なら、事前に「音の聞き分け」が苦手であることを伝える

くらいです…。

2つ目の苦手を伝える際には、「聴覚情報処理障害」のワードを出さなくても、「こういう場所が苦手」「こういう場合に話が聞き取りにくい」など、具体例を伝えることで相手にも伝わりやすくなります。

障害の名前を言われても何に困っているのか伝わりませんからね。

まとめ:聴覚過敏はのストレスはヘッドホンやイヤホンで低減できる!

今回はADHDが抱えやすい『感覚過敏』の問題、特に「聴覚過敏」についてまとめました。

  • 疲れの原因は体力ではなく、脳の問題
  • 疲れを低減するアイテムを上手く使えば精神的なストレスを緩和することができる

この2つのことを知れば、今まで無意識に疲れていた状況が変わるかもしれません。

ストレスの原因を取り除け自分のパフォーマンスも上がりますし、「自分への投資」と考えて対策してみてはいかがでしょうか。

少しでも快適な生活に近づけると良いですね!

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ABOUTこの記事をかいた人

るるん

20代後半・女性のADHDフリーランサー(デザイン/ライター)。 大学時代、二次障害の鬱をきっかけに発覚、それからは「ADHD女性の生き方」を模索し続けています。 発達障害の特徴や働き方に関する内容から、恋愛・ファッション・趣味など女性ならではのテーマまで、幅広く扱っています。 「読んでいて楽しい記事」を書くのが目標です!