【二次障害】ADHDが仕事のストレスで自律神経失調症に!原因4つ

ブランケット

ADHDは「二次障害」を併発しやすいと言われています。
私自身、今まで色々な二次障害になりました。

  • 自律神経失調症
  • 統合失調症
  • 社会不安障害
  • パニック発作(1度だけなので”障害”としません)

などなど。
身体的な症状も含めると、ストレスが原因で体調を崩すことがよくあります。

今回は、私が会社を辞める原因になった『自律神経失調症』について書いていきます。
また、自律神経とはどんな病気なのか、また、私が自律神経を発症してから会社を辞めるまでの経緯もご紹介します。

後半では、自律神経失調症になった理由についても考察しますので、現在その予兆がある方や、すでに患っている方が原因に気づくきっかけになればと思います。

自律神経失調症とは?

『自律神経失調症』とは、脳の神経系である「交感神経」と「副交感神経」のバランスがくずれた状態をさします。自律神経失調症の原因は大きく分けて2つ。

・その人が生まれつき持っている体質(交感神経と副交感神経のバランスのくずれ)
・精神状態・環境・ストレスなど

実は『自律神経失調症』は5つのタイプに分けられるのですが、大抵の場合病名しか伝えられないでしょう。ここでは、5つのタイプについても簡単に触れておきます。

  • 本能性自律神経失調症…生まれつき「自律神経の調整機能が乱れやすい」タイプで、子供の頃から「めまい」や「だるさ」などの症状に悩まされてきた人です。
  • 神経症型自律神経失調症…自律神経に異常はないが、心理的要因(不安や恐怖感)によって自律神経に変調をきたすタイプです。
  • 心身症型自律神経失調症…日常生活における心身のストレスが原因で、周囲に気を使いすぎる性格の人が多いです。自律神経失調症と診断されるほとんどの人がこのタイプに当てはまります。
  • 抑うつ型自律神経失調症…疲労や倦怠感・不眠などの症状が強く、慢性的なストレスが原因となって自律神経に影響がでるパターンです。
  • 生活習慣性自律神経失調症…最近増えているタイプで、夜更かしや職場の長期勤務などによって生活が不規則なために自律神経のリズムが狂ってしまうことが原因です。
POINT【具体的な症状】
自律神経失調症の症状は体全身に現れます。私は以下のほとんど全てに当てはまりました。
□頭痛
□動機
□喉のつまり
□首や肩のコリ
□冷え
□不安感
□不眠
□耳のつまり
□頻尿
□吐き気
□下痢

自律神経失調症になって会社を辞めるまで

ベッド

1会社のストレスで自律神経失調症になった

私の場合、5つのタイプに当てはめるなら『抑うつ型自律神経失調症』だと思われます(クリニックでは『自律神経失調症』とだけ言われました)。会社環境の悪さや仕事のストレスが長期間続いた私の状況に当てはまります。

自律神経失調症も辛い病気ですが、回復に時間のかかる鬱になる前に気づけてよかったです。

❌失敗❌
実は、自律神経失調症になる前に『突発性難聴』という耳の病気になりました。
その時点でかかりつけの医師からは「休みが取れるなら早めに身体を休めた方がいい」と言われていたのですが、私は無理に続けてしまったのです。

病気になった頃は部署の移動直後で新しい仕事も増え、会社から休んでいいと言われていたにも関わらず、過剰な責任感から休むことができませんでした。

結局、まとまった休みをもらった頃には少し症状も改善し、精神的に持ち直していたので、その後も普通に働けると思い込んでしまったのです。

2パニック発作を起こして休職へ

連休をもらい少しゆっくりできたので、自分の中では「よくなってきてる!」と思っていました。
しかし、その後も『生理不順』『嘔吐・嘔吐感』『不眠』『慢性的なだるさ』『歯ぎしりからくる顎の痛み』など不調が続き、常に体のどこかが苦しい、といった状態に。

また、お風呂に入るのが億劫だったり、眠るのがなんとなく怖かったりと、鬱の前兆のような症状もありました。

気持ちは前へ進もうと必死だったのですが、体がついていけなくなっていたようです。
この時の私は「まだ頑張れる」と思っていたのですが、ある日パニック発作を起こしたのです。
それがきっかけとなり、会社を休職することになりました。

パニック障害や当時のエピソードはこちらの記事でご紹介しています。

犬

ADHD女子がストレスでパニック発作を起こした!発作の対策とは?

2018年10月9日

3ストレスの原因から離れるために、退職を決意

突然仕事を放り出して会社を休むなんて、自分でもどうかしていると思いました。
しかし、パニックになりながら電話した母に「もう今日は仕事に行かなくていい」と言われた時、許された気がして心が楽になりました。

それほど自分で自分を追い詰めてしまっていたのです。
発作を起こした時は本当に頭がぐちゃぐちゃで、コンビニに車を停めていなければ事故を起こしていたかもしれない、と本気で思います。

なぜここまで自分を追い詰めてしまったんだろう、と考えた時、原因は3つあると思いました。
※これは会社環境にもよると思います

ADHDが自律神経失調症になった理由4つ

クエスチョン

過剰な責任感から、自分を追い詰めてしまった

これは社会人になる前の話ですが、根本的な原因はここにあると思うので書いておきます。

もともと楽天的な性格だった私ですが、大学生で一人暮らしを始めると、遅刻に忘れ物は当たり前、期限は守れず支払いは遅れる…常に誰かに迷惑をかけているんじゃないかというほど、自分のことが自分でできない現実に悩まされました。

また、大学入学前に付き合いだした人からモラハラ・DVを受けたために自己肯定感が低くなってしまいした。

モラハラ・DV彼氏との過去はこちらの記事でご紹介しています
ADHD女子がモラハラ・DV彼氏と付き合ったら…今でも悩まされる自己肯定感のなさ(準備中)

ADHAの特徴である不注意・衝動性からくる失敗と、DV・モラハラによる自己肯定感の低下により、どんどん自分に自信がなくなりました。

些細なことでも自分を責め、失敗が続くと自分に価値がないと思ったり死にたいと思ってしまうようになったのです。

そんな私が社会人として働き出し、仕事を頑張りたいというやる気と他人に迷惑をかけたくないという過剰な責任感がどんどん強くなっていきました。

一人暮らしで自分をコントロールできなかった

実はこれが一番大きいんじゃないかと思うのですが、一人暮らしだと何もかも自分で自由に決められる反面、何もかも自分でやらなければなりません。
一般的に管理能力が低い傾向にあるADHDにとって、これは想像以上に大変なことです。

女性のADHDは不注意型が多いと聞きますが、私は衝動性もかなり強いタイプ。
何かをやり始めると食べるのも寝るのもトイレに行くのも面倒なくらその作業に没頭してしまいまうので、たとえ他にやらなければいけないことがあったとしても止めることができません。

生活を共にする家族がいれば、なんとなく家族の生活リズムに合わたり、やりすぎな時はストッパーとなってくれたりしますが、その存在がないためいくらでも続けることができるのです。

人から驚かれるくらい集中力が高い私ですが、残念なことに強靭な肉体を持っているわけではないので体は疲れます。集中し過ぎた後はどっと疲れて過眠になる、ということもよくありました。

また衝動的に何かを始めることが多く、翌日仕事があるにも関わらず夜中に「クッキーが作りたい!」と思うと、もうそれをせずにはいられないのです。
フットワークが軽いとも言えますが、社会人としては失格です!

気軽に相談できる人がいなかった

新卒入社した会社はいわゆる中小企業で、20人~30人の従業員しかいませんでした。
私が入社する前の年から新卒採用を始めたようで(その先輩は入社後一年で辞めてしまいました)、同期もおらず、いつでも気軽に話したり愚痴ったりできる人がいませんでした。

幸い、最初に配属された部署でも次の部署でも楽しく話したり相談したりできる先輩のパートさんがいました。
しかし、雇用形態の違いや、家庭があることから気軽に飲みに行ったり仕事帰りにご飯を食べに行ったりと行った付き合い方はできず…「同じ状況で励ましあいながら頑張れる友人」のような関係の人はいませんでした。

さらに会社の売上が悪く、従業員の入れ替わりも激しいという最悪な環境。私が入社した頃もすでになんだか嫌な雰囲気でしたが、辞める直前は常にみんなが辛そうで、ネガティブな会話が日常茶飯事でした。

新卒の私は言いたい放題愚痴れるわけでもなく(愚痴りたくもありませんでしたが)、それなのに人の愚痴は毎日聞くわけですから、それはもうしんどかったです。
その反動で家に帰ってからは彼氏に延々愚痴を言う始末。

その時はスッキリするのですが毎日それが続くと愚痴をいう自分にも疲れてきます。愚痴は言っても働くことに対するやる気はあったので、普通の会社のように同期と励ましあいながら頑張れたらよかったな…と思ったりもしました。

不得意な仕事でつまずき、認められなかった

中小企業に勤めたことがある方ならご存知だと思いますが、小さな会社では一人が色々な仕事を掛け持ちしていることが多いです。私の勤めていた会社もそうで、みんな当たり前のように2つ3つと仕事を持っていました。

私は商品企画部配属という条件で入社しましたが、ネット通販で商品を売る会社だったので、入社後は商品の制作・出荷をする部署で部門を社員として回せるようになることを求められました。
しかし、同時進行や覚えることが苦手な私にとって、この仕事こそ一番向いていないと思える内容だったのです。

少ない人数で回しているため毎日慌ただしく、マニュアルなどがないので聞く人によって内容が違ったり、仕事の効率化のために割く時間がないせいで毎日バタバタ…
覚えることが多いだけでなく、臨機応変に対応することを求められる出荷作業は人並みに覚えることだけでも大変でした。

やっと出荷に関する内容を覚えたとしても、誰かから何かを頼まれたことを忘れたり、毎週確認するべき内容を忘れたり…次第に人より忘れっぽいことが目立ち始め、仲のいい人には「ほんと忘れっぽいよね!」と言われるように。

本来の商品企画の仕事を任される前につまづき、周りの印象も「真面目で一生懸命だけれど、どこか抜けている」といった感じで仕事を任せきることは難しかったようです。

そんな状況に限界を感じ、ADHDであることを社長に伝えてからはWeb系の仕事をしていました。
その時にはすでに相当ストレスが溜まっていたわけですが…。

まとめ:ADHDは日頃からストレス対策をする

スマイル

私の個人的なエピソードばかりになってしまいましたが、同じ状況にある人は共通する部分があるのではないでしょうか?

失敗が多く自尊心が低いADHDは、仕事でも家庭でも問題を一人で抱え込むことが多い傾向にあります。その結果、自律神経失調症だけでなく様々な二次障害を引き起こすのです。

二次障害を発症しないためには、日頃からストレス対策をしたり、予防となる習慣を身に付けることが大切です。
次回の記事では、「自律神経失調症を自分で治す方法」について書きたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

るるん

20代後半・女性のADHDフリーランサー(デザイン/ライター)。 大学時代、二次障害の鬱をきっかけに発覚、それからは「ADHD女性の生き方」を模索し続けています。 発達障害の特徴や働き方に関する内容から、恋愛・ファッション・趣味など女性ならではのテーマまで、幅広く扱っています。 「読んでいて楽しい記事」を書くのが目標です!