【体験談②】ADHDの同棲はどこが大変?ストレスを減らすには

同棲

こんにちは!最近寒くなってきて引きこもりがちなるるんです。

10月からパートナーと同棲を始め、そろそろ2ヶ月が経とうとしています。
もともと「週末同棲」状態だったので「楽勝楽勝!」と思っていたのですが、実際住んでみると色々ストレスを感じることが出てきました。
※ちなみに私は過去にDV・モラハラ男と半年ほど(やむをえず)同棲した経験もあります(その時はうつになるくらい悲惨だったので比較対象になりませんが…)

ADHDの皆さんの中にも、「同棲を始めてみたけれど思ったよりキツイ…」と感じている方がいるのではないでしょうか?また、「今後同棲を考えているけれど上手くいかなかったらどうしよう」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

今回は私の経験をベースに、「ADHDが同棲で困るポイント」「同棲のストレスを減らすコツ」をまとめます。
※私の場合パートナーは定型です

ADHDの同棲について調べてみたのですが、詳しい背景がわからなかったので、ひとつのサンプルとしてこちらの記事で「同棲することになった理由」「住んでいる環境」などについてまとめています。

同棲2

【体験談①】ADHD女子が彼氏と同棲!理由や環境は?

2018年11月28日

同棲のストレス

猫

雨が降ったり揉めたり、大変な引越し作業を終え(2人でやりました)、晴れて同棲生活をスタートさせたわけですが、「毎日一緒にいられて幸せ!」とウキウキした気持ちはそう長くは続かず…。もちろん幸せなのは本当なんですが、やっぱり一緒に住むと次第にストレスを感じるようになります。

なんと、あるデータでは同棲カップルのおよそ85%が「同棲中にストレスを感じたことがある」と回答しています。この数値を見ると、同棲でストレスを感じるのはほとんど”当たり前”のようですね。

ストレスを感じるポイントを整理する

ストレスが溜まっている時って、なんかもう全部にイライラしたりして冷静になれないことも多いですよね。特に女性は問題を抱えると全てをごっちゃにしてしまう傾向が強いようです。

しかし、実際にひとつひとつの問題を見てみると、原因はそれぞれ違うところにあったりします。それぞれの対処方法がわかれば、あとは一つずつクリアしていくだけなので不安な気持ちも軽くなりますよ!

一般的な同棲のストレス5つ

まず、ADHDに関係なく普通の人たちが同棲で感じるストレスの代表例をまとめます。

  1. 家事分担
  2. 価値観の違い
  3. 生活習慣
  4. 環境の問題(ひとりの時間がない)

そして、これらを大まかに分類すると、

「家事分担」→役割分担の問題
「価値観の違い」「生活習慣の違い」「癖」→価値観や考え方の問題
「ひとりの時間がない」→環境の問題

の3種類に分けられます。

POINT【ストレスの原因3つ】
・役割分担の問題
・価値観や考え方の問題
・環境の問題

3種類のストレスの原因を書き出してみる

ここでは、例として私がストレスを感じている原因を書いていきます。
※結構神経質なタイプなので「細かっ!」と思われる点もあるかもしれませんが、例なので!

役割分担の問題

私は同棲に対して「自立している者同士が一緒に暮らす」という考えなので、家事はお互いがするものだと思っています。(金銭面では彼に負担してもらっている部分が多いですが…)

しかし、まだまだ「家事は女性がするもの」と考えている男性は多いんですよね。
「ADHDは家事が苦手」という人も多いので、女性だからという理由で負担が多くなることは避けたいです。

最近私たちもこのことで話し合いをしたばかりなのですが、私の彼はほとんど家事をしません。(私はADHDですが、ひとり暮らし歴が長いため一通りの家事はできます)
帰宅時間が遅いので平日の家事は仕方ないとしても、使ったスプーンひとつをシンクにそのまま放置されると「せっかく洗い物終わったところなのに…」とゲンナリします。

解決策:家事の分担はきちんと決めておく

家事分担はどちらかに負担が偏らないようにするが理想ですが、「相手の帰宅時間が遅い」「苦手な家事は時間がかかるからしんどい」など、均等に分けられない場合もあるでしょう。

そういう時は、お互い「苦手意識の少ない家事」を引き受けます
例えば、洗濯が苦手なら洗濯は相手に任せ(回して干すところまでは好きでも畳むのが苦手、という場合は畳むところは任せる)、料理が得意なら料理は自分が担当する。

ADHDは「得意なことに集中して取り組める」という傾向もあるので、家事分担でも苦手なものより好きなものをやったほうがストレスも少ないし長続きします

ただし、相手の気持ちを考えずに自分が好きなものばかりやっていると、知らないうちに相手に負担がかかっている場合があります。時々話し合いをしたほうがいいですよ。

例外:彼氏が家事をほとんどやらない

最初にきちんと話し合いが出来ていればいいのですが、私のように「いつの間にか家事が自分の仕事になっている」というパターンもあります。これは、一見「何もしてくれない相手が悪い」と考えがちですが「なんでもやってあげてしまう」ことで悪化している場合もあるんです(まさに私がそうでした)。

こういう時は、「せめて自分のものだけはやってほしい」と、正直に伝えましょう。
私は平日は彼の帰宅時間が遅いので先にご飯を食べていることが多いのですが、「帰ってきた彼にご飯を出して、お皿も洗う」ことを続けていました。でも、正直そこまでやってあげる必要なんてありません(相手の帰宅時間に左右されるので自分がしんどい)。

今は「自分の分は自分でやってね」と片付けはしてもらうようにしました。

価値観や考え方の問題

生活の中で気になるポイント・気にならないポイントが似ている者同士なら、それほどストレスを感じないかもしれませんが、そんなことは滅多にないでしょう。「相手のこういうクセが嫌だ」「私はこうしたいのに、協力してくれない」と、価値観や考え方・習慣の違いに悩むことは多いです。

そして、そういうことが続くとついつい小言が多くなってしまいます。
(私は生活習慣以外のADHDの症状で色々注意されることが多いですが)

対策:「相手に迷惑をかけない」を最低ラインにする

今までの育った環境で作り上げられた価値観や癖を直すのはとても難しいです。そして、「自分はこう思うからこうして」という考え方は相手からすると”押し付け”です。自分は困っていないのに、相手にいちいち注意されるのは嫌ですよね。

だから、一緒に住んでいて「相手に迷惑をかけないならOK」というルールを作ります
私の彼を例にすると…

濡れたタオルがその辺に置いてある→他のものが濡れるので迷惑
靴下をひっくり返して脱ぐ→洗濯しづらいので迷惑
ドアを開けっ放しにする→気になるけど迷惑ではない
脱いだ服をそのままにする→気になるけど迷惑ではない

なんか、書いていて子どもみたいな人だな、と思えてきました笑

こんな風に、相手の行動が自分にとって「迷惑か迷惑じゃないか」という基準で注意するかどうかを決めるといいんじゃないかな、と思っています。

「気になるけれど迷惑じゃない」ものに関しては、ほったらかしておけばOK。気になって片付けたくなるなら、それは「自分がやりたいからやっている」と思うようにしましょう。何でもかんでも相手に押し付けるのはお互いストレスになります。干渉しすぎないことが大切ですよ。

ちなみに私は「靴下をひっくり返したままにする」に対して、最初は元に戻して干していましたが、最近はひっくり返ったまま干してます笑(本人もそれでいいと言っているので)

環境の問題

同棲するなら「ひとりになれる場所」は絶対に必要です。喧嘩した時、落ち込んでいる時、なんとなくひとりになりたい時…お互いにひとりの時間は必要です。

対策:「自分だけのスペース」を確保する

また、ADHDが「片付けが苦手」なのも理由のひとつです。
その対策として、狭くても自分のスペース(ぐちゃぐちゃになっても大丈夫)は確保しておきましょう。ひと部屋が無理なら、何か棚で間仕切りでもして「自分だけのスペース」を作ります。

相手が気にしないタイプならいいですが、大抵の人はADHDのマックスに散らかった部屋に耐えきれません。私もこまめに片付けてはいますが、気がつくと散らかっていたりします。

そんな時、「自分のスペースだから散らかってても大丈夫」と思えるのはかなり気が楽です
その代わり、共同スペースは綺麗にしておくことが大切(たまに散らかすけど)。

同棲で困ったこと(ADHDが理由)

ADHDの症状が原因で困ったこと

同棲する前は「一緒に住めば相手の生活のペースに合わせて生活習慣が改善するんじゃないか」と期待していたのですが、これに関しては残念ながらなかなかうまくいってません。

  • 彼が夜行性で普通に2時くらいまで起きていたりする(そのくせ朝は早い)
  • 寝るときにラジオを聴きながら寝るので寝にくい
  • 寝る時に常夜灯(豆球)をつけるので眩しくて気になる
  • テレビをつけながら動画を観るので耳が疲れる
  • 仕事から帰ってきて(21時とか)、ご飯を食べた後出かけようと誘われる
  • 毎日お菓子を買ってくるので糖分を取りすぎる(体がだるくなる)

ADHDの症状に「感覚過敏」がありますが、これが結構しんどいです。伝えても相手にはわからないので余計辛い。今はなるべく合わせてもらってますが、こういう些細なところが結構大変だったりします。

同棲してよかったとこと

ストレスや困っていることばかり書きましたが、もちろん良い点もあります。

  • いつでも一緒に居られる(すぐ会える距離に居なかったので)
  • くだらない話が沢山できる・悩み相談もできる
  • 不注意や忘れっぽいところを気にかけてくれる
  • 一緒にご飯が食べられる
  • 落ち込んでも元気になれる

特にひとり暮らしだった私にとって「一緒にご飯が食べられる」のは本当に嬉しいです。今日一日どんなことがあったのか話しながら同じご飯を食べる、そんな他愛のない毎日に幸せを感じています。

まとめ:同棲では話し合いが必須

ハート

ADHDの特性があると、普通の人より「同棲」にストレスを感じやすいかもしれません。しかし、もし今悩んでいる人や今後同棲を考えている方は沢山話し合いをしてみてください。溜め込むのも、離れるのも、とことん向き合ってからだと思います。

離れていた頃はほとんど喧嘩もせず平和に付き合ってきた私達ですが、やはり一緒に暮らしてからは些細なことでイラっとしたり、話し合いになることも少し増えました。しかし、それでも好きな人と一緒に居られるのは幸せなことだと思って居ます。

お互い「結婚前に同棲したほうがいい」と考えていたので、相手の考えを知るきっかけにもなりました。まだ2ヶ月目なのでこれからどんな問題が起こるかわかりませんが、とりあえずなんとかやっています。

ちなみに、いずれ結婚を考えている方にはこちらの本をおすすめします!
自分の過去を振り返るワークや、お互いの人生に対する価値観を共有するワークがあって、見ているだけでも楽しいですよ。私もこれから始めるところです!

マリッジノート

一生幸せなふたりでいるための10のワーク マリッジノート

最後にひとつ大事なポイントを…「ひとり暮らしした経験がない人同士」の同棲はなかなかしんどいと思うので、どちらかはひとり暮らしの経験があるほうがいいと思いますよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

るるん

20代後半・女性のADHDフリーランサー(デザイン/ライター)。 大学時代、二次障害の鬱をきっかけに発覚、それからは「ADHD女性の生き方」を模索し続けています。 発達障害の特徴や働き方に関する内容から、恋愛・ファッション・趣味など女性ならではのテーマまで、幅広く扱っています。 「読んでいて楽しい記事」を書くのが目標です!